何処かにあるかもしれない部屋

ハウスルールソードワールドTRPGとかその他のシステムとかそういう内容の記事が主です。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ
今回はTRPGでは必須の悪役NPCの悪行の度合いと
コンセンサスの必要性についてちょっと語ってみようかと。
内容的にちょっと不快な表現がでてきますので注意。
私見ですよ。

悪役NPC。
それは事件の黒幕だったり実行犯だったりする「PC達に倒されるための悪役」。
悪役がいなければ殆どのTRPGは成り立ちません。
悪役がいないセッションの場合、多くが葛藤ものや交渉ものになりますが、
GMが悪役でない連中とPCのバトルを望むと恐らく後味の悪い結果になります。
このため戦闘するぞ!というセッションではいかにも邪悪で悪辣な悪役が必要です。
あくどいシーンを見せてこんな悪いやつは放ってはおけない、
悲劇を止めるために倒さねば!という義憤をPCに持たせて
これを討伐させることで、ちょっとしたストレス解消のマッチポンプを行うわけです。
いわゆる水戸黄門や必殺仕事人の醍醐味というヤツですね。

ところがこのストレス解消のマッチポンプの役割が
一瞬で脆くも瓦解するパターンがあります。
それが悪役の「ゲス度」のパラメータがPCの背後のPLを圧倒する場合。
簡単に言うと、あまりに度を越した下衆すぎる悪役によりそのあまりのゲスっぷりに
PLの生理的嫌悪感がゲームの楽しみを超えてしまうパターンです。
例えば、過度の悪役による残酷表現やレイプの描写などです。
グロやレイプは人を十分に不快にさせ、後味もひたすら悪くなります。
たとえ悪役を天誅しても「グロ描写」や「レイプ描写」を見せられた
PLの生理的嫌悪感はゲーム終了後もいやぁな気分のままとなる場合が多いのではないでしょうか。

そして問題となるのが「グロ描写」と「レイプ描写」を
「据え膳あったら当然食うだろうから食う」と
”当たり前のように”描写してしまう事です。
いわゆるリアリズムの一種といえばいいのでしょうか。
確かにゲームにはある程度のリアリティが必要です。
そのため冒険ゲームでは殺人描写がある程度必要なのはわかります。
が、グロは耐性がない人は本当にダメなので描写をするにはかなり注意が必要です。
そしてレイプは行為そのものに生理的嫌悪感を感じる人が多数派だと思います。
たとえ湾曲表現ですましたとしても「レイプされた」事実は存在したままです。
これが「レイプされたのは過去の話と判明した」であるならばいくらかはマシかと思います。
それでも気分悪い人には気分悪いのですが、
一番の問題は「現在進行系で見せられる事」。

そして最悪の問題は「コンセンサスのすり合わせなし」でこれに遭遇してしまう事。
卓のコンセンサスが事前に取れているならいいとして、これが無い場合、
不意打ちでグロやレイプ描写を目の前でやられると耐性の無いPLの精神ダメージは如何なるものか。
それが自分たちのPCであればなおさらだと思います。

TRPGはゲームです。楽しむために遊ぶゲームです。
ちょっと話は戻りますが、リアリティとしての
「する者とされる可能性」は当然あるでしょう。
しかしコンセンサスを取らないまま、そのリアリティを追求して
不快なシーンを見せ付けるのは少なくとも楽しむためにする
ゲームとしては失敗になる可能性が非常に高いと思われます。

参加者は全員成人してるから大丈夫という問題ではありません。
成人している事は当人の嗜好とは全く関係がないからです。
成人していてもグロやレイプはおろか、
ちょとしたセクハラシーンでも不快に思う人は十分います。
このため私の行っている18禁オンラインセッションサイトでは、
コンセンサスのすり合わせは「義務」となっています。
コンセンサスをとらず参加者に不快なシーンを見せ付けた
GM、PLはイエローカードやレッドカードを食らいます。

18禁サイトだからすり合わせは義務になっている、ではなく、
生理的嫌悪感・不快感を参加者に与えない為にすり合わせを行います。
18禁サイトじゃないからコンセンサスを取る必要はない、という事ではないのです。
参加者が生理的嫌悪感、不快感を過度に覚える可能性のあるセッションでは
事前に「こういう描写や展開があるかもしれないよ」と
言っておく事が事故を防ぐ事になります。
このコンセンサスを取らずにグロ描写やレイプ描写をする場合、
するのがGMであれば、次からは
「あのGMに参加するとグロい描写またされたりレイプされる」という不安が募り、
PLやPCで行えば「あんな猟奇野郎やレイプ魔とパーティーを組めるか」という事になりかねません。

あとセッションを行う部屋の形式についてもちょっとだけ。
IRCならばチャンネルに参加している人たちのみの間で終わりますが、
プラウザチャットはアドレスに繋げば誰でも見る事ができます。
ログが保存され保管されているサイトなら言わずもがな。
プラウザチャットでは「見ている人が特定できない」ので
こういう過度なゲス描写を行うと見学していた
不特定多数の人の不快感まであおってしまいます。
嫌なら見なければいいというのはもっともですが、
しかしこれがコンセンサスの取れていない卓で、
かつ18禁サイトではないサイトで行われた場合、
それは「本屋で少年漫画の立ち読みコーナーに
年齢指定鬼畜漫画をページを開いて置いておく」ようなものなのです。

まとめると。

悪役の悪行はPCやPLの義憤を燃えさせる大事な要素です。
しかしその程度が度をこせば楽しみは不快感で潰されてしまいます。
本当にそういう描写がしたければ事前に
コンセンサスのすり合わせを行う事は必須だと思われます。
しないのであればそういう過度な描写はしない事が事故を防ぎます。

実際私もそのコンセンサスをとる事をせずにグロ描写を行って
PCの引退の要因になったという事故を起こした事があります。

TPOとコンセンサスのすり合わせ。
これを一番大事にしていきたいですね。
楽しむためのゲーム、TRPGですから。

というところで今回はおしまい。
ではでは。
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

このページのトップへ

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://yuuyankamone.blog10.fc2.com/tb.php/24-d6a3f03c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

-

管理人の承認後に表示されます

  • 2012/11/14(水) 10:35:21 |
このページのトップへ

FC2Ad

Information

ゆうやんかもね
  • Author: ゆうやんかもね
  • 汝のなしたい事をなすが良い

Search

Calendar

05月 « 2017年06月 » 07月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。